はきだめあれこれ

腐った日常とか。商業BLノベル、コミック、BLゲームなどの感想をメインに絵を描いたり好き勝手に気ままに語ります。基本ネタバレなのでご注意を。

大正メビウスライン帝都備忘録 千家ルート感想

だいぶ遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。東です。

怒涛の初売りがやっと落ち着いてようやくブログが書ける!!

クリアしてからだいぶ日が経ってしまったのでもう一度やり直しながら千家ルートの感想をだらだら書いていきたいと思います。

ではネタバレ避けたい方はネタバレ満載なのでご注意下さいませ。

 

 

 

 

 

 

 

 

冒頭から良い感じに仕上がってる京一郎が登場。

どのルートも上京したての京一郎とは違う成長した彼が拝めますが、千家ルートが一番まるっと変わってる感じ。

千家のためなら殺しも厭わない非情さを兼ね備えた京一郎・・・こっち方面に転がり落ちる受とか大好物なので実に良いです。

 

早速不穏分子をサクッと始末し、千家にはサラッと誤魔化すやり手の京一郎さん。

千家は知ってるのか知らないのか深くは追及しませんが、まぁきっと千家のことだから知っていて言わないんでしょうと私は思う。

どうでも良いですけど京一郎の千家に対する口調と千家以外に対する口調のギャップが凄くて妙に萌えます。

途中何やら小難しい話をしている最中、謎の視線を感じて警戒する京一郎。

では見せつけよう!って事でイチャイチャしだす二人になんとなく彼等の位置関係を察してしまう私です。

どうやらこの数年?で千家をあしらうスキルがもの凄く備わったらしい京一郎に笑うしかない。千家は千家で甘えたが酷く悪化してるし・・・微笑ましいです。

 

場所は変わって葛城とかいう密偵と密談する京一郎さん。

この密偵こと葛城さん。どうやら京一郎に気があるらしいんですが、それ立派な死亡フラグにしか見えないんですが・・・可哀想に・・・

そんな事があったことなど微塵も感じさせずに千家と二人バスローブでいちゃつきはじめる。

 

膝枕で!

 

膝枕で!髪の毛拭ってもらいながら!!!

 

なんだこの甘えたちゃんは!!!

千家ってこんな感じのキャラだったっけ・・・いや良く考えればそうだったかも。

とにもかくにも甘い雰囲気をバシバシ飛ばしながら終始穏やかに話が進み(ここの内容がもうゲロ甘だった・・・)何やら良い雰囲気になったので千家が京一郎の半勃起を膝枕したままフェラ!!

ここ何故にスチルがないのか!!

椅子邪魔だ!!と何度思った事か・・・。凄い見たかったですスチルで。

 

この後、選択肢によっては二人の情事を覗いているらしい(羨ましすぎる)昴后とほんのり話をし、何やら千家と共に夜会に参加する事に。

再び葛城が死亡フラグを立てたのを見届け()夜会へ。

ちゃんと夜会服を着てる二人に萌えつつ、皆千家を見てるけどこの夜会服の下にある肌が自分と同じ傷を刻んでいるのは自分しか知らない事に優越感を感じてる京一郎が良い感じに落ちていてまた萌えつつ夜会を見守ります。もう絶対トラブル発生する気しかしないけどな。

千家さんって一応対人スキルあったんだ、と失礼な事を考えていたらやっぱり発生するトラブル。

京一郎が千家の元を離れているこの瞬間にどうやら賊が夜会に侵入し千家の首を狙っているとの事。がしかし、葛城の京一郎への思いが爆発し千家を見捨てて一緒に逃げようと葛城が死亡フラグを更に立てて提案してきます。

この時の京一郎の最高にまで冷めた口調が良かった・・・。

分かっていたけど京一郎の頭の中には千家しかないんだなと痛感。

勿論そんな誘いは一蹴して千家のもとに駆け付けた京一郎は千家とともにその場にいた賊を殺します。もう潔く。

そして千家と一緒に葛城の元へ。

スパッと処分するのかと思ったら「分からせてやろう」と千家を押し倒してキスする京一郎。ひえええ何かもうひえええとしか言えない。

どんどん行為はエスカレートしていくわけですが、京一郎に手コキしている最中に「愉しみは秘密にしておきたい」とか言ってきた千家に呆気なく殺されてしまう葛城。

 

理不尽!!

 

勝手に見せつけておいて「京一郎の痴態を見るとか憎らしい」っておいい!

でもこの二人の世界っぷりが千京の魅力なので実に結構です。ご馳走様です。

そのまま死体の前で最後までやっちゃう辺りももう正に互いしか見えてない感じ。

そして前から気になってたんですが、京一郎のパンツってボクサーなのね。

この時代のパンツってブリーフ的な奴か褌かと思ってたので意外でした。いきなりスルッとパンツの存在が消される事が多い気がするのでちゃんと描写してあるだけでパンツ好きの私にとってはご褒美ですが。

 

こうして難は去り、何時もの日常の中で京一郎の思いつきにより写真で二人の存在を残しておこうという事に。

京一郎は何も知らなかった頃に着ていた書生姿で。

千家は軍服を脱いで着物で。

この後、京一郎の一人語りの間と戦場へと赴く二人の会話の間ずっとこの写真が窓辺に置いてあるんですが妙に物悲しい。

どうあがいてもBADエンドにしかならない千家ルートですが、この二人にはこの選択肢しか残されていないしその事に関して後悔もしてないなら幸せなんだろうなとも思います。

最後に流される戦況を語るラジオが本当にもの凄く悲しくて。

一歩前に流れてた謎のクリスマスみたいなBGMの違和感も吹っ飛んだくらいでした。

 

 

さて無事に千家ルートもクリアし、残すはミサキルート。

とりあえず一言。ミサキルートめっちゃ泣いた!!!!