はきだめあれこれ

腐った日常とか。商業BLノベル、コミック、BLゲームなどの感想をメインに絵を描いたり好き勝手に気ままに語ります。基本ネタバレなのでご注意を。

大正メビウスライン帝都備忘録 ミサキルート感想

蒼葉ちゃんの尻えくぼが頭から離れない東です、どうも。

ツイッターにて蒼葉ちゃんエロフィギュアにザワザワしてるTLを見ながら私もそわそわする毎日…。

あの尻は罪ですわ。

 

さて、もうクリアしてから何ヵ月も経ってしまったんですがミサキルートの感想を!

今更感が凄いですがご勘弁下さい…!

だいぶ経つのであれですがネタバレ全開ですので駄目な方はご注意を。

 

 

 

 

 

 

それにしてもミサキルート。一番驚いたし一番泣いたルートでもありました。

前作の本編で小さくなり『どうすんのコレ』状態だったとはいえ、小説等々で結構うまい事やってたし、FDでもきっと愛の力云々で以前のミサキに戻るんだろうなーぐらいに思ってましたとも。

 

全然違ったね!!!!

 

私の浅はかな予想など掠りもしなかったわ…。

FDって言ったら糖度高めのアフターストーリーって印象が強かったので、ミサキが人間化するか京一郎が神化するかぐらいは思ってましたがもっと和やかな話だと思ってた本当。

 

まさか京一郎が死んだり、老後を迎えて一生を終えたりするだなんてよぉ

 

もともと神と人ですから、そう簡単に上手くはいかねぇよって事なんでしょうけれど。BLゲームで老いて一生を迎えるまで禁欲強いられる主人公が出てくるとは思わなかったです。ある意味で凄い愛です。

こちらのルートだと妹である櫻子の言葉で京一郎のその後の一生が語られるわけですが、一体どんな気持ちで京一郎は一生を迎えたんだろう…。

櫻子の話を聞く限り幸せそうではありましたけど切ない。ミサキもきっと京一郎が生きている間に元の姿に戻ることはできないと察していたんでしょうね。更に切ない。

ただ、後にこのルート条件満たせば転生後の二人を見る事ができるんですが、それ見た時はもう

 

本当に良かったねぇえと号泣しましたとも

 

本気で終始泣いてしかいなかったミサキルート。

もともと東は死ネタ系は涙腺が崩壊しやすい。死に別れるとかもう悲しすぎ切なすぎて泣くしかないんです。

別エンドである京一郎がミサキへ息吹を返す話も何度涙で画面が見えなくなりPCを閉じたか(笑)

もともと京一郎が元気に生きている事こそがミサキが起こした奇跡であり、ミサキと京一郎が接点をもち愛し合う事も現実では起こりえない事。

少しずつ少しずつ重なってきた『現実では起こりえない事』を起こしてしまった歪みをこういった形でいずれ清算しなければならなかったんでしょう。

凄い悲しいし切ないし涙止まらねぇしってなんてましたが、致した後に時雨呼ばれた瞬間だけは流石に涙引っ込みましたけどね。

よくこの状況見て驚かなかったね時雨、さすが頭領。

 

正直な話、本編のミサキルートはミサキが京一郎を愛しているという意味で好きなのか庇護愛的なものなのかしっくりこなかったのですが…。

このFDでミサキの印象も好感度も大きく上がったわけです。堕ちてまで京一郎をとったミサキは確かに京一郎を愛してたんだ、と!!!

 

ともあれ最高だったミサキルート!

一番最後に残しておいただけあって演出もストーリーも大満足。

欲を言ってもいいならば、転生後の二人の話も見たいです…ミサキに限らず全員分下さい!!ってなるくらい終わるのが惜しいゲームでした。